■お寺の宗派と墓石
霊園墓地と違い、寺院墓地の場合は、あくまでも
「墓地を買う」のではなく、まずそのお寺の檀家になり、
墓所をお借りするというのが前提条件です。檀家になる
ということは、当然他の檀家さんとのお付き合いも発生
しますし、お盆などのお寺の行事に参加しなくてはなら
ない場合もあります。
つい「面倒くさいなあ…」と思ってしまいがちですが、
どうせ年に数回は墓参りをするわけですし、その延長で、
お寺さんに供養をお任せしていると考えてみれば、実際
にはさほど煩わしいものではありません。厳しい言い方
をすれば、「供養をまったくするつもりがないのなら
墓など最初からたてるな」ということです。
さて、お寺にはそれぞれ宗派というものがあります。
例えば五輪の塔をたてなくてはならない宗派もありますし、
墓石の表面に経文を書く宗派もあります。寺院墓地で
なく霊園墓地にする場合でも、ある宗派の檀家になって
いればその宗派のルールを守らなくてはならないケース
もあります。
「うちは何の宗派の門徒でもない」という方もいらっし
ゃいますが、どこかのお寺の寺院墓地と永代供養契約を
結ぶということはその宗派の信徒になることを意味します。
それがどうしても嫌だという方には、中には宗派を問わ
ないという心の広いお寺さんもありますから、普段から
そういうお寺を探しておくか、霊園墓地に無宗派の墓石
をたてるのもひとつの手でしょう。
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